本校では生徒の皆さんが心身共に健康であることを願っております。本校の卒業生で、生徒の皆さんと年齢も近く、より身近で相談しやすい存在として、岡山大学教育学部養護教育課程で学ぶ清瀬依美璃さんをスクールメンターとして認定しております。 進路に関すること、学校生活に関すること、心身に関すること等々、気軽にオンラインで対話、相談することができます。本校の会員でご希望の方は、遠慮なくスクールライン等でご連絡ください。
清瀬先生のスクールメンター便りをお届けします。
そろそろこたつを出したい季節ですね。ぬくぬくと温かくて居心地のいい場所があると、ついついそこでダラダラしてしまいがちですよね。そんな誘惑が身近にあると、勉強への集中が難しくなるものです。
私自身も、やらなければいけない課題があるのについついスマホを触ってしまうことがあります。「ちょっとだけ…」と思って始めたゲームやSNSが、気づけば3時間、なんてことも。
さて、誘惑とどう向き合えばいいのでしょうか?実は、完全に誘惑を断ち切るのは難しいことです。だからこそ、誘惑とうまく「付き合う」方法を見つけることが大切です。
たとえば、こんな感じ。
勉強に大きな意味を見出すのが難しいときは、「ちょっとだけ先の、自分が楽になるため」でもいいんです。目の前の小さなゴールを考えると、なんだかちょっと気が楽になりませんか?
たとえば…
たとえば…
この「少しだけ」の積み重ねが、実は大きな力になります。できたら「今日はこれだけ進められた!」と自分を褒めてあげる。これが次のやる気につながります。
受験勉強は何カ月も続く長期戦です。今はこんなことを言っている私も誘惑に負けることも多いです。
時にはうまくいかない日があって当然です。だからこそ、「全部完璧に」じゃなくて、「少しだけ前に進む」ことを意識してみてください。今日の努力は、きっと明日の自分を助けてくれます。
一緒に少しずつ頑張っていきましょうね!
なぜ勉強するの?
夏休みも終わり、文化祭も近づいてきましたね。
さて、「勉強する意味は?なんの役に立つの?」と考えたことはないですか?
私もよくそう思っていました。
教育学部の授業でこんなことを勉強しました。
動機づけ、つまりモチベーションには「内発的動機づけ」と「外発的動機づけ」があるんです。「内発的動機づけ」というのは、「勉強が楽しい」「もっと知りたい!」と思って学ぶことです。例えば、好きなアニメのキャラクターが何を考えているのか知りたくて、そのキャラクターの背景を調べるのも勉強の一つです。自分の興味や関心から自然と湧き上がる「知りたい!」という気持ちは、勉強を続ける原動力になります。
一方で、「外発的動機づけ」というのは、「テストでいい点を取りたい」「おうちの人に褒められたい」といった外部からのプレッシャーや期待によって勉強することです。これは悪いことではありませんが、持続的にやる気を保つにはちょっと難しいかもしれません。
「じゃあ内発的動機付けにすればいいじゃん!勉強を好きになろう」なんて難しいですよね。 そこで、教育学部で学んだことの一つに「同一化的調整」という考え方があります。これは「役に立つから勉強する」という動機づけの一つで、実は内発的動機づけと同じくらい、勉強を続ける上で強い力を持っています。
例えば、数学が得意ではないけれど、「数学を勉強したら論理的な思考力や問題解決力がつくし、将来なりたい仕事をするときに役に立つ」と思って勉強する場合がこれに当たります。このような考え方は、学習に対する粘り強さを育てる助けになるんです。また、学年が上がるにつれて、内発的な興味が少しずつ減ってしまうことがありますが、この「役に立つ」という視点は、長い間続けるための大きなモチベーションになることが多いです。
この「○○の役に立つ」を探すためには、進路選択が大きく影響します。将来の目標がはっきりすると、今やっている勉強がどう役立つかが見えてきます。だからこそ、自分の進路について考えることが大切です。
そこで、9月には「進路選択セミナー~納得できる進路選択~」を開催します。勉強の意味を見つけ、やる気を引き出すために、ぜひご参加ください
こんにちは!学研CAIスクール徳島本部校のスクールメンター清瀬依美璃です。
今回は、「スクールメンターって何?」という疑問にお答えするために、私の活動内容をご紹介します!
メンターは、年齢が近く皆さんにとってちょっと身近な存在だと思っています。ぜひ「大学生ってどんな生活しているの?」など、将来の自分の姿に重ね合わせて質問してみてくださいね!
これからも皆さんと一緒に成長し、夢や目標に向かって進んでいくための力になりたいと思っています。よろしくお願いします!
こんにちは!暑い日が続いていますが、皆さん元気に過ごしていますか? 長時間の勉強で体が固まってしまうことが多いかと思いますが、そんな時こそストレッチでリフレッシュしてみましょう! 今日は、自習室でも30秒でできるストレッチをいくつかご紹介します。
厚生労働省によると、短時間のストレッチでも心身のリフレッシュにつながり、筋肉の緊張を緩め、座りっぱなしの疲労やストレスを軽減する効果があるとされています 。また、脳に十分な血液が送られることで集中力アップも期待できますよ。松前先生にも実際にこのストレッチを試してもらいました!