実際のノート写真を初公開!
オリジナル単語帳の作り方
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みなさん、こんにちは。英語シニアディレクター鍬田功樹です。今回は、「オリジナル単語帳」の作成方法について解説します。オリジナル単語帳とは、「普段の学習中に出会った単語・表現をまとめたノート」のことを指します。オリジナル単語帳の作成は、私が高校生から現在に至るまで実践している学習法であり、生徒の皆さんにもおすすめしているものです。

しかし、生徒の皆さんからは「オリジナル単語帳をわざわざ作る意味がわからない」「どうやって作ればいいのか手順が知りたい」といった質問をよく受けます。そこで今回は、私がなぜ、どのようにオリジナル単語帳を作成しているのかを、実物のノート写真も交えながら分かりやすく解説します。

鍬田功樹

【なぜオリジナル単語帳を作成するのか】

英語学習において、最も大きな割合を占めるのが単語学習です。そのため、単語学習を効率化することで、英語力全体を素早く高めることができます(※単語帳を効率的に暗記する方法については、前回の記事を参照してください)。そこで重要になるのが、「復習の効率化」です。つまり、わざわざオリジナル単語帳を作る理由は、「後から楽に、効率よく復習するため」です。

前回の記事では、市販の単語帳を高速で何周も繰り返すことで、英単語を効率よく暗記する方法について解説しました。英単語学習では、「どれだけ長時間勉強したか」ではなく、「どれだけ繰り返し触れたか」が重要です。そのため、まずは市販の単語帳を短時間で何周も回し、単語を見た瞬間に意味がわかる状態を作ることが基本となります。一方で、模試や過去問などの「周回を前提としていない教材」で出会った単語や表現は、意識的に復習する仕組みを作らなければ、高い確率でそのまま忘れてしまいます。市販の単語帳は何周も繰り返す前提で作られています。一方、模試や過去問で出会った単語は、その後自然に触れる機会が少ないため、自分で復習しなければ定着しにくいという特徴があるからです。

だからこそ、自分が知らなかった単語や表現だけをピンポイントで抽出した「オリジナル単語帳」を作成する必要があります。自分の抜けている知識だけが凝縮されたノートがあれば、無駄な時間を一切かけずに、必要な知識だけを効率よく復習できるようになります。


【オリジナル単語帳の作成方法】

様々な方法が考えられますが、楽に作り、かつ復習効率を最大化するためには、辞書の内容を丸写しする必要はありません。最低限以下の3要素をノートに書くように心がけましょう。

1.単 語

覚えたい単語(知らなかった単語)を書いてください。動詞であれば原型、名詞であれば単数形に直しましょう。「これは不可算名詞なんだ」や「この単語の発音が聞き取れなかった」といったような、追加で覚えたいこと(知らなかったこと)があれば、その情報を書き込みましょう。

2.意 味

次に、英単語の意味を書きます。日本語でも英語でも構いません。単語学習の目的は「効率よく復習すること」であるため、自分が意味を理解できるのであれば、日本語・英語・イラストなど、どのような形式でも構いません。

また、英単語と意味は少し離して書くことをおすすめしています。赤シートを使用するために、毎回赤ペンに持ち替えて意味を書くのは手間がかかります。そのため、単語と意味の間に少しスペースを空け、意味の部分を手や紙で隠しながら復習する方が、シンプルで効率的だと考えています。

3.例 文

最後に、その単語が含まれる例文を書いてください。単語の持つニュアンスや使用場面を、軽く確認できるようにするためです。前回の記事でも説明した通り、市販の単語帳を学習する際は、「見出し語を高速で繰り返すこと」を最優先にするべきであり、例文を細かく読み込む必要性は高くありません。一方で、模試や長文読解で出会った単語については、どのような文脈で使われていたのかを軽くメモしておくことで、記憶に残りやすくなります。

基本的には、その単語に出会った時の文章をそのままメモすれば問題ありません。自分が実際に読んだ文章の中で覚えることで、単語のイメージが定着しやすくなります。ただし、例文を細かく分析したり、全文暗記したりする必要はありません。あくまで、「その単語がどのような場面で使われていたのか」を軽く確認できれば十分です。オリジナル単語帳の目的は、長時間かけてノートを作り込むことではなく、効率よく復習することにあります。


【実際に私が作成したオリジナル単語帳】

ここで、私が実際に作成して使用していたオリジナル単語帳の一部をご紹介します。

オリジナル単語帳その1
オリジナル単語帳その2

書いている単語・表現の難易度は低いですが、個人的に少しでも抜けている知識だと感じたものを、前述の方法で書いています。「例文書いてない単語あるじゃん」と感じる方もいるかもしれませんが、オリジナル単語帳の作成意義を考え、自分がすでにニュアンスを掴めている単語は例文を省略するなど、臨機応変に対応してください。


【最後に】

ここまで、オリジナル単語帳の作成意義・作成方法について解説してきました。

英単語学習では、「どれだけ時間をかけたか」ではなく、「どのように繰り返したか」が重要です。特に、模試や過去問などで出会った単語は、そのままにしてしまうと、出会う機会が少ないまま忘れてしまう可能性があります。そこで、オリジナル単語帳を作成し、自分が知らなかった単語や表現だけを管理することで、復習効率を大きく高めることができます。私自身は、模試や長文を解いて自己採点をした後に、知らなかった単語をすぐノートへまとめるようにしています。

ぜひ参考にしてみてください。

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