みなさん、こんにちは。英語シニアディレクターの鍬田功樹です。今回は、英単語の効率的な暗記方法について解説します。私自身、今回ご紹介する方法を継続することで、最終的に18,000語以上の英単語を覚えることに成功しています。本記事でご紹介する暗記術には、次のような特徴があります。
本記事で説明されている方法を4日間繰り返してみてください。誰でも4日後には必ず効果を実感できます。さらに継続していくことで、今までとは違う単語の定着を実感し、約3ヶ月後には単語帳1冊を丸ごと暗記できていることでしょう。
英単語の習得において、多くの学習者が共通して抱える課題は、「努力しているにもかかわらず、思うように定着しない」という点にあります。毎日一定量の時間をかけて単語帳に取り組んでいるにもかかわらず、時間の経過とともに忘れてしまい、結果として単語帳の第1章から永久に抜け出せない。このような経験は決して珍しくありません。
語彙力は英語力の基盤であり、その充実なくしては4技能のいずれも大きな伸びは期待できません。しかしながら、その重要性とは裏腹に、英単語学習は「単調で再現性に乏しい作業」として捉えられがちです。
実際、英単語の定着は記憶の性質に強く依存しており、適切な反復と想起の設計によって、その効率は大きく変化します。言い換えれば、「どれだけ時間をかけたか」ではなく、「どのように繰り返したか」が結果を左右するのです。
そこで今回は、私自身が大学受験時から現在まで行なっている英単語の暗記法について、具体的なやり方を説明していきます。
基本的に、100単語を4日で回すというスタンスで行います。1単語につき、以下の5ステップで行います。
これを1単語2秒程度、覚えてなくても一気に最後まで進みます。短時間で回すことを重視してください。この時のコツとしては、
上記の2点が大事です。100単語を1日あたり合計5周、4日間で合計20周することが目安です。
「1日で全部覚える」と意気込むことはやめましょう。無理な学習は挫折の原因となり、自信を失うことにもつながります。さらに、無理をした反動で数日間さぼってしまえば、覚えたはずの内容も確実に抜け落ちてしまいます。だからこそ大切なのは、挫折しない方法を選択し、それを毎日実施することです。
1日目と同じ範囲で同じことを行います。4日目には大体8~9割自然とすらすら言えるようになるでしょう。この時点で自信がつき、英語学習の成功体験になります。ただ毎日20分程度単語帳を回しているだけなのに、気がつくとほとんど覚えていることになります。
この4日間で行うことは大きく以下の2つです。
②に関しては4日目までと同じです。①の復習方法に関して、英単語を上から順番に軽く眺め、赤字で書かれた意味を軽く頭に浮かべる程度で十分です。ここで重要なのは、必ず覚えている必要はなく、覚えていないことを確認したからといって、覚えようと意気込まないことです。毎日確認することで基本的には自然と覚えられます。どうしても覚えられない場合はオリジナルの単語帳に追加しましょう(オリジナル単語帳の作成方法については別の記事にて扱います)。
これも同様に行いましょう。数週間すると体感で「これは確実に覚えた」という単語がたくさん出てくると思いますので、その場合は①で扱わなくて構いません。
ここまで英単語の効率的な暗記法について解説しました。単語復習+新単語を100語単位で暗記することを繰り返していくと、3ヶ月程度で単語帳の全単語を覚えることができます。まずは今日から、隙間時間の20分を使って始めてみてください。4日後には、あなたの英語学習に確かな成功体験が生まれます。注意点として、この方法は、「単語を見た瞬間に意味がわかること」に特化しているため、例文を読んだり実際に文章を作ってみたりといった作業はあえて除外しています。
マーク模試や共通テストだと、ターゲット1900のPart2までの暗記で十分成績は上がりますので、2ヶ月程度で偏差値の向上を実感できます。英検では、大問1の英熟語対策がリーディングの大部分を占めますので、効率的に語彙力を強化することが合格への近道です。
ぜひ参考にしてみてください。